TL;DR: 山の日は毎年8月11日に制定された国民の祝日で、2016年に施行された日本で最も新しい祝日です。2026年は火曜日にあたるため、お盆休みと組み合わせることで長期連休を作りやすく、登山や自然体験を楽しむ絶好の機会になります。
8月といえば、夏休み・花火・お盆——そんなイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、8月には国民の祝日が一つだけあることをご存じですか?それが「山の日」です。毎年8月11日に制定されたこの祝日は、日本の国民の祝日の中で最も歴史が浅く、2016年に初めて施行されました。
2026年の山の日は火曜日。「月曜日じゃないから連休にならないのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、実はお盆休みとの組み合わせ方次第で、まとまった休みをうまく作ることができます。
この記事では、山の日の由来と意味、2026年のカレンダー上の位置づけ、そしてお盆休みと組み合わせた休暇の取り方まで、わかりやすく解説します。

山の日とはどんな祝日か?
山の日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的として制定された国民の祝日です。
日本の国土の約7割は山地で占められています。山は水源を守り、豊かな生態系を育み、古くから日本人の信仰や文化とも深く結びついてきました。富士山、立山、白山など、山岳信仰の対象となってきた山は今も多く残っています。そうした自然との関係を改めて見つめ直す日として、山の日は生まれました。
山の日が制定された背景
山の日の制定は、2014年の「国民の祝日に関する法律」の改正によって実現しました。施行は2016年8月11日で、以来毎年この日が山の日として定められています。
制定のきっかけは、「海の日」(7月)や「海の日」など自然にちなんだ祝日はあるのに、山に関する祝日がないという声が長年あったことです。日本山岳会などの団体が長く働きかけを続け、ようやく法制化が実現しました。
8月11日という日付に特別な理由はありませんが、学校の夏休み期間中であること、山に出かけやすい季節であることなどが考慮されたとされています。
8月唯一の国民の祝日
現在の日本の国民の祝日は16日あります。そのうち8月に設けられているのは山の日だけです。お盆(8月13〜16日)は慣習上の大型連休として広く認識されていますが、法律上の国民の祝日ではありません。つまり、山の日は8月における唯一の「公式な祝日」です。
2026年の山の日はいつ?カレンダーでの位置を確認
2026年の山の日は8月11日(火曜日)です。
残念ながら、月曜日や金曜日ではないため、自動的に3連休・4連休になるわけではありません。ただし、お盆休みとの位置関係を見ると、工夫次第で長い連休を作ることが十分可能です。

2026年8月のカレンダー(主要な日程)
| 日付 | 曜日 | 備考 |
| 8月10日 | 月 | 通常営業日 |
| 8月11日 | 火 | 山の日(国民の祝日) |
| 8月12日 | 水 | 通常営業日 |
| 8月13日 | 木 | お盆(慣習的休暇) |
| 8月14日 | 金 | お盆(慣習的休暇) |
| 8月15日 | 土 | お盆・週末 |
| 8月16日 | 日 | お盆・週末 |
山の日(11日・火)とお盆期間(13〜16日)の間には、12日(水)が一日あります。この12日に有給休暇を1日取得するだけで、11日(火)から16日(日)まで6連休を実現できます。
さらに、8月10日(月)にも有給を取れば、9日(日)から16日(日)まで最大8連休も可能です。

お盆休みと山の日をつなげる休暇プランの考え方
有給1日で6連休を実現する方法
多くの職場では、お盆期間(13〜16日)を休暇とする慣行があります。2026年は山の日(11日)とお盆の間に12日(水)が1日だけ挟まります。この1日を有給休暇にすることで、11日〜16日の6連休が完成します。
早めに上司や人事担当者に相談し、8月12日(水)の有給取得を申請しておくことをおすすめします。夏季休暇の計画は早めに動くほど調整しやすくなります。
山の日を起点にした旅行・登山の計画
山の日は火曜日なので、週末(9日・10日)から旅行を始めて、山の日当日に登山や自然体験のハイライトを迎えるという計画が立てやすいです。週末から出発し、山の日を挟んでお盆休みまで滞在するという形も取れます。

山の日に何をする?おすすめの過ごし方
登山・ハイキング
山の日の趣旨に最も合った過ごし方です。富士山(静岡・山梨)、北アルプス(長野・岐阜)、八ヶ岳(長野・山梨)などは8月が登山シーズンの最盛期にあたります。ただし、山の日周辺はどの山も混雑します。宿泊施設や山小屋の予約は数ヶ月前から行動しましょう。
初心者には、整備された遊歩道が充実する高尾山(東京)や六甲山(兵庫)、くじゅう連山(大分)などもおすすめです。
自然体験・アウトドアアクティビティ
登山が難しい方には、キャンプ、川遊び、渓流釣り、森林浴など、山の自然を気軽に楽しめるアクティビティも豊富です。家族連れには、山間の道の駅や高原の観光農園を訪れるプランも人気があります。
山にまつわるイベントへの参加
山の日の前後には、各地で登山イベント、自然観察会、山岳写真展などが開催されることがあります。地域の観光協会や山岳団体のウェブサイトを確認してみてください。
山の恵みを味わう
山の日は「山の恩恵に感謝する」日でもあります。山菜料理、きのこ料理、山間地の地酒や名水など、山の恵みを食や文化の面から楽しむことも、この祝日の精神に沿った過ごし方です。
山の日に関連する日本の山岳文化
日本において山は、単なる自然の地形ではありません。古くから信仰の対象であり、修行の場であり、農業や水源を支える存在でした。
富士山は2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。登録の根拠は「信仰の対象と芸術の源泉」であり、自然遺産ではなく文化遺産としての評価です。それほど山は日本人の精神文化と深く結びついています。
また、日本三霊山(富士山・白山・立山)や日本百名山といったリストは、登山愛好家だけでなく一般の人々にも広く知られており、山を訪れる動機づけになっています。
山の日という祝日は、こうした山岳文化への関心を高め、次世代に伝えていくための一助となることも期待されています。

2026年の山の日を有意義に過ごすための準備チェックリスト
休暇・スケジュール
- [ ] 8月12日(水)の有給休暇を早めに申請する
- [ ] 家族や友人と日程を共有する
登山・アウトドアを計画する場合
- [ ] 目的地の山小屋・宿泊施設を早期予約する
- [ ] 天気予報を直前まで確認する
- [ ] 適切な装備(登山靴、レインウェア、地図など)を準備する
- [ ] 登山届を提出する(登山の場合)
- [ ] 熱中症・日焼け対策を整える
旅行を計画する場合
- [ ] 交通機関・宿泊施設の予約(繁忙期のため早めに)
- [ ] お盆期間の渋滞・混雑状況を事前に確認する
山の日とお盆休みをうまく活用しよう
2026年の山の日は8月11日(火曜日)。単体では連休にはなりませんが、お盆休みと組み合わせることで、夏の大型連休を作るチャンスがあります。カギは8月12日(水)の有給休暇取得です。この1日を確保できれば、11日から16日まで6日間の連休が実現します。
山の日は制定からまだ10年の新しい祝日ですが、その背景には日本人と山の深い関わりがあります。せっかくの機会を、山に親しみ、自然の恵みに感謝する時間として活用してみてはいかがでしょうか。夏の旅行・登山を計画している方は、早めの予約と準備を心がけてください。
よくある質問
2026年の山の日はいつですか?
2026年の山の日は8月11日(火曜日)です。山の日は毎年8月11日と法律で定められており、2026年は曜日の関係で火曜日となります。
山の日はなぜ8月11日なのですか?
特定の歴史的事件や人物にちなんだ日ではありません。学校の夏休み期間中で山に出かけやすいこと、すでに他の祝日が少ない8月であることなどが考慮され、8月11日と定められました。
山の日はいつから始まりましたか?
2014年の「国民の祝日に関する法律」の改正により制定され、2016年8月11日に初めて施行されました。日本で最も新しい国民の祝日です。
2026年の山の日に合わせて長期連休にする方法はありますか?
8月12日(水)に有給休暇を1日取得することで、山の日(11日・火)からお盆休み(13〜16日)までを連続させた6連休が実現できます。さらに8月10日(月)も休みにすれば、最大8連休も可能です。
山の日と「海の日」はどう違いますか?
海の日は7月の第3月曜日に設定されており、常に3連休(土・日・海の日)となります。一方、山の日は8月11日と日付固定のため、曜日によって連休になる年とならない年があります。2026年は火曜日のため、自動的には連休になりません。
山の日はどんな過ごし方が一般的ですか?
登山やハイキング、キャンプ、森林浴などアウトドアアクティビティが人気です。お盆休みと合わせて旅行に出かける方も多く、山間部の温泉地や高原リゾートは特に混雑する傾向があります。










